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2012年3月24日 (土)

皆川明の旅のかけら デザイン編

①2011年春頃
最初のデザインはminaの有名なパターン「jellybeans」
箔で縁取りを書いて、革用の絵の具で色づけしようかな?

本のカバーに使われている、「bird」もいいかな?
(まんますぎてルリユールする意味ないかな?)

など、ぼんやり考え始める。

②2011年夏頃
イメージピッタリの色の
革を探すのは非常に困難。

革に合わせてデザインする所が大きいので、
革や紙等の素材との出会いが大事です。

製本教室の先生がアメリカから取り寄せた
鮮やかな黄色い革を見て、

ベースは「tambourine」、
「紋黄蝶」の形に抜くデザインにしようかなぁ…
箱も黄色にして…と、
黄色の本にしたいとイメージが固まりました。

③2011年冬頃
久しぶりにmina perhonenの本を開いて
やっと具体的にデザインを描き起こしました。

201202_02

④2012年春頃
下ごしらえが終了。
①〜④の工程で約30時間。

表紙制作の下調べが充分でない為、
ここで一端作業を中断。

20120325_01

同時進行で進めていた
「アンティーク 香水瓶の本
(Antique Perfume Bottles)」に集中する事にしました。

下ごしらえは同じ行程なので
2冊一緒に制作した方が早いのと、

1冊の制作がストップしてしまった時の為にも
下ごしらえは2冊同時進行で進めています。

しかし表紙制作は
以前、2冊平行で制作していた時に、
クリムト」完成時に集中力が切れ、
オフ・オフ・マザーグース」の
タイトル入れを大失敗してしまった経験から、
仕上げは一冊づつ行うようにしています。


私の場合、表紙に力を入れすぎるので
1冊仕上げるのに1年〜1年半程度、
スリップケースも制作すると約2年ほど掛かりますが、

数年かけてじっくりと自分が成長し、
今まで出来なかった事が出来る様になって、
1冊仕上がった時の喜びは代え難いです。

毎回、困難なデザインで「作りたい」と言い出す私に
いつも根気よく付き合ってくださる
良い師匠に出会えたからこそだと思います。shine


「皆川明の旅のかけら」の完成は数年後、
どんな本が出来上がるかお楽しみに! wink

今まで制作したルリユールの作品を掲載しています。
是非ご覧ください。→ BeeStudio Website



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