世界が恋した日本のデザイン
KATAGAMI Style展
京都国立近代美術館で開催していた
「世界が恋した日本のデザイン
『KATAGAMI Style展』」に
友人Cさんと行ってきました。
日本の型紙デザインが
海外(主にアールヌーボ、アールデコ)に与えた影響を、
分かりやすく展示をしてある面白い展覧会で
私自身がウィリアム・モリス(高校時代)
ルネ・ラリック(専門学校時代)などのアールヌーボーから
次第に尾形光琳など日本の工芸美術に
関心を持つ様になったので、
自分のデザインの遍歴を感じる展示でもありました。
この展覧会の面白い所は
日本の小菊の型紙(Before)
海外の小菊文様をデザインした作品(After)
といった感じで
型紙と展開作品を並べての展示がとっても分かりやすい!
説明書きを見ると
海外のファブリク(リバティ商会)や陶磁器の会社が
日本の工房が廃業の際に出た型紙を
多く所有しているようでした。
少し前のデザイナーも
色々な所から発想を求め、学び、吸収して
様々なデザインに応用していったんだなと
親しみを感じると共に
私自身も色々な物を見て、
作品に反映していきたいと力をもらいました!
芦屋マダムに「今日の催しにぴったりね」と
言われたH&Mのツバメ柄ワンピース↓
確かにKATAGAMI Style〜♪
ドーム兄弟 ランプ「たんぽぽ」の点灯を
一緒に見る事ができました。
展示会って共通の趣味の方が集まっているので、
さりげないコミュニケーションも楽しいし、嬉しい
会場の外では
伊勢型紙の切り出し方、染め方の
基礎知識のビデオが上映されており、
そちらを見るとより楽しめますよ。
京都は37°を越す猛暑、
美術館の中は寒くて寒暖の差が激しかった〜
京都の展示は終了したので、
『KATAGAMI Style展』は三重へ巡回となります。
会期:8月28日(火)-10月14日(日)
会場:三重県立美術館
見逃してしまった方はラストチャンスですよ〜
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