南インドのちいさな出版社「タラブックス」
「ブックマークナゴヤ」のショップイベントとして
「ON READING」で開催された
矢萩多聞さんと松岡宏大さんの
「タラブックストークイベント」に
先輩デザイナーと妹を誘って三人で出かけてきました。
私が最初にタラブックスの本を知ったのは
2013年12月 八重洲ブックセンターで手に取った「水の生きもの」。
後で、多くの賞を受賞していた絵本だという事を知りました。
しばらくして今年の夏に先輩デザイナーから
「コジ、好きそう!」と紹介していただいた。
「水の生きもの」を作っている出版社「タラブックス」の本
「タラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる」
そのすぐ後、タイムリーにトークイベント!
これは行くしかない。
今日のお話で印象的だったのが松岡さんの
「タラブックスは、
ただ美しい本を作っている会社ではない」という言葉。
本を通して、丁寧な職人の仕事を感じ、
タラブックスの思想を感じる。
インドでは職人はカーストの最下層ですが、
タラブックスでは職人が仕事を愛し、
誇りを持って仕事をしているそうです。
そんな本だから、美しいのでしょう。
また矢萩さんがお話しされた
今のクオリティを守るために
会社を大きくせず「小さくあること」
9月の「魔法をかける編集」のトークイベントでも感じた事だけど、
大きい事、東京である事。それは決して無条件に◎ではなく、
思いをどう発信するか、形にするか。
共通項目も多かったように感じました。
さてさて、イベント最後のじゃんけん大会では
板橋区美術館で開催される招待券を勝ち取り(しかも姉妹で!)
ネットで売り切れだったミスプリントを使った
フランス装の愛蔵本(美篶堂が製本)を運良く購入できて、
当分の運を使い果たしました。
ON READINGの「タラブックス」フェアは
明後日5日まで開催されています。
手に取ってタラブックスの本を購入したい方にオススメです。
週末は予定がある方は半年お待ちを!
板橋区美術館の巡回展が刈谷市美術館で開催される予定です。
刈谷市美術館 2018年4月21日~6月3日
今からスケジュール帳に赤丸つけておきましょう!
イベントの帰りに寄ったパン屋さんのカフェ。
コーヒーたっぷりで美味しかった。
45歳になり、残り時間が気になるお年頃。
好きな人と大事な時を過ごしたい。
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