アール・デコの挿絵本
手紙社さんのZoom講座 GOOD MEETINGの
「今日は書斎から〜
『アール・デコの挿絵本 ブックデザインの誕生』こぼれ話」に参加しました。
製本は15年近く勉強しているけど、
挿絵本についてもっと知りたいと思っていたところだったので
とてもタイムリーな講座でした。
最初にびっくりしたのはZoomの背景だと思っていた本棚が、
鹿島さんの書斎だったということ!
そりゃ「子供より古書を大事と思いたい」という鹿島さんですもんね。
お話の中で印象的だったのはアール・デコの時代に花開いた
ポショワール、木目木版は
紙すき師、彫り師、刷り師、レイアウターなどの職人技の仕事であるという事。
そしてそれは、第一次世界大戦、スペイン風邪、世界大恐慌、第二次世界大戦で
職人やパトロンを失い、再現不可能な技術になってしまったという事。
私自身は知識不足なため、質問するまでには至らなかったけど、
Zoom講座は質問もしやすそうだったし、
他の方のコメントをチャットで見ることができたのが良かったです。
何回かシリーズでこんな講座があったら良いなー。
最近NHK高校生講座「世界史」で「ビザンチン帝国」を
見たのをきっかけに録画するようになりました。
なぜビザンチン帝国ができたのか、どんな宗教だったか…、
ビザンチン製本の背景を知る事が出来て良かったし、
製本の歴史を知るにはその時代を
もっと知らないといけないなぁと改めて感じました。
まだまだ勉強する事がいっぱい。
まだまだ楽しみがいっぱいだなー。
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