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2023年3月14日 (火)

展覧会 岡本太郎

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愛知県美術館で開催していた
「岡本太郎展」の最終日に出かけてきました。


会場に入ると最初は太郎と愛知の関わりのブース。
「オリエンタル中村百貨店、懐かしいわね」
という声もちらほらあって、
「この壁画を見ながら百貨店に通っていたのかな?」と
オープン当初からオリエンタル中村百貨店で
仕事をしていた義父に思いを馳せました。

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太郎のパリ時代の作品が興味深く。
1993年にパリのゴミ集積場で発見された
「推定 岡本太郎 」の作品の発見・検証の映像は、
2003年にメキシコで「明日の神話」が発見された時の
ドキドキを思い出します。

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お客さんは年齢層が幅広く、
岡本太郎は色々な方が親しみを感じている芸術家だなぁと実感。
最終日なので混み具合を心配していましたが、
人垣から覗いてみるほどではなく存分に楽しめました。

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プロダクトも面白かったけど
(7月に見たミロがオーバーラップするような)
初期の平面作品が印象的。


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作品が個人に所有されてしまうと
作品が公開されなくなってしまうため、
パブリックアートやプロダクトデザインを手掛け、
大衆の中に芸術を(自分自身さえも)精力的に表現したこと。

晩年メディアに露出しつつも
過去の作品の上に新しい作品を上書きし、
作品を生み出し続けていたことなど、
そのパワーに圧倒されました。



色々な太郎の言葉があったけど、
太陽の塔のラフスケッチの右端に走り書きされた
「ひろがることによって逆に根にかえって行く」という言葉は、
自分の千枝という名前と重なってグッと心に沁みました。

大切な言葉。忘れないようにしたいなー。

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続いて、NHKの「タローマン展」に移動。
その作り込みがすごい🔥🔥

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最初TVでタローマンを見た時は
「レトロ風に作ったの?おもしろーい!」

インタビューなどが放送され
「ん?これ1970年代に作られたの!?すごい!」

しかし調べてみると
>「1970年代に放送された巨大変身ヒーロー物の特撮作品」という体裁のもと、
>岡本太郎の作品や言葉をモチーフとして制作された特撮番組およびモキュメンタリー。
ということで、翻弄されたことさえも楽しかった☺️

岡本太郎 & タローマン 満喫しました。

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