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2010年のあいちトリエンナーレのパートナーシップ事業で
『赤い本』を作るワークショップで制作したサンプルたちに、
クリスマスっぽい作品もプラスして。
↑は @__letter_a__さんに
↑は @yasu_ko51さんに
今年いただいたクリスマスカード🎄
2023年は「なんでこんなに忙しいのー!」って思った時もあったけど、
なんとか無事に乗り越えられてほっとするクリスマス。
来年はまた違うチャレンジを予定していて
「なんでこんなに忙しいのー!」ってなっちゃいそうだけど、
あんまり考えずに楽しい事にのっかちゃう私のままで良いかなーって思っています。
(喉元過ぎれば熱さソッコー忘れちゃうタイプ)
2023年は頑張った分、
素敵な方に出会えたり、今までよりも仲良くしていただけた事が
一番のプレゼントだなって、
いただいたクリスマスカードを眺めてしみじみと感じます。
温かいカード、ありがとうございます✨✨
専門学校の教え子が作品を出展している
篆刻の作品展「第6回瑤藍印社一門篆刻書法展」へ。
最初は「篆刻、渋い!」と思っていたけど、
なかなかに面白い世界でした。
今まで篆刻って石のハンコ程度の認識しかなかったけど
(おバカですみません💦)
篆書体の文字の面白さ(鳥虫書体という装飾書体が面白かった!)、
模写ならぬ模刻は見て飽きない造形の美しさ。
篆刻の側面に彫られた側款をうつしとった拓(側款拓)は、
拓本→印刷のルーツだし。
書体、印刷とまさにデザインの世界なんだけど、
なんだかいつもと違う脳を使う感じもなんだか楽しかったなー。
その後、心音ブックスさん事前説明会で、
カリグラファーの @_ch_is_art_o_さんがロゴを描きながら
「このアンシャル体は3世紀頃の歴史のある書体で、
小文字のルーツになった書体なんですよ。」と説明してくださって、
文字の歴史の話はもっと聞いていたかったな。
ちなみにアンシャル体ってコロコロっと可愛いし、
現代的な書体かと思ってました!(おバカですみません💦)
文字の歴史もっと勉強したい!
文字の歴史じゃないけど、3月に買って
積読になっていた本をやっとページをひらく。
冬休みの間に読めるかなー?
くるくるレタープレスワークショップ、
4回目の事前説明会16時半からの回でご参加くださった
初対面のお二人。
「ロゴを含めお店のイメージ作りに悩んでいるのを
知人に相談したところ小島さんを紹介してもらいました」と
連絡をくださった @mellowpain2015さん。
カリグラフィーをお仕事にされている @_ch_is_art_o_さん。
「オリジナルロゴを作るのはどうですか?」と
お二人に提案したところ
「それも素敵なご縁ですね」とロゴ制作が始まり、
@_ch_is_art_o_さんがヒアリングをしながら
どんどん目の前でロゴができるのは私も楽しい体験でした!
お店のショルダーコピーをどうする?という段階になると
心音booksの村田さんも参加して、
「これは説明的すぎる」「どこにでもありそう」と
みんなであれこれ考えるのも楽しかったなー。
帰宅後、 @mellowpain2015さんから
「ロゴ負けしないように
頑張らなくちゃと思います!」
と、メッセージをいただいて、
素敵なロゴの誕生に立ち会えてわたしも嬉しかったです✨✨
オリジナルのロゴで看板をつくったり、
エプロンを作ったり次の展開を考えるとワクワクしてきますね!
まずは2月に素敵なショップカードを作りましょう💕
ギャラリーMenioで開催された
「2024年カレンダー原画展 私の好きなもの」の
作品講評会を拝見してきました。
この作品展はイラストレーターの近藤美和さんが
一年がかりで企画されたもので、
在校生は前期の授業で、卒業生は月1のリモート会議で
やチェックを受けながら作品を完成させました。
ゲストで講評をされていた企業カレンダーを手がける
印刷会社のアートディレクターさんも
リモートのチェックから参加されていたそうで、
とても実践的だったし今後のイラストの仕事に繋がる作品展で、
美和さんの今までのイラストレーターの実績と
信頼があるからこそ実現できる企画だなと思いました。
美和さんも、アートディレクターさんも共通して
「描き続けることの大切さ」を
何度もお話しされていたのが印象的で、
(そしてお二人ともコメントが優しい!)
またアナログの大切さを、
美和さんは「学生のうちは質感を感じ取ること」
アートディレクターさんは
「安易なコピペや拡大縮小に頼らないこと」
「丁寧に上手に書くのではなく、
めんどうな事を地味に続けること。」
という言葉は、
今年度よりイラストレーション学科の授業を
受け持つことになったのもありとても参考になりました。
プレゼン後、アートディレクターさんの周りに学生達が集まって
「カレンダーのイラストレーション、
私も挑戦したいです!具体的にどうしたら良いですか」と
積極的にアピールしているのは頼もしかったなー。
「イラストを仕事にしたい!」という若い子たち、
それを後押しする美和さんを見て、
なんだか私もとっても嬉しい気持ちになりました。
そして3月美和さんと一緒に豊田に出かけた往復で、
美和さんはカレンダー展を、
私は装丁展を企画している話をしていて、
同じ時期に形になったのも感慨深かったです。
貴重な場にお招きいただき、本当にありがとうございました!
星が丘の三越映画劇場で上映している
「ブックセラーズ」を見てきました。
個人的にはもう少し希少本や革装本の映像が見たかったけど、
本について考える良いきっかけになりました。
(映画の中で「本の歴史は500年」と言っていているので、
この映画の中の本の概念は「テキストを印刷したもの」
のようでちょっとロマンが削がれるけど)
本は大切な知識を保存するために生まれて、
それを多くの人に広めるために紙や印刷、製本方法が改良され、
今は大量生産・大量消費されている。
映画の中の古書店の老齢の店主たちは
「電子書籍が出てから変わってしまった」と悲観的だったけど、
若いブックセラーが言っていたように
「上の世代は悲観的。
でも私は楽観的!アイデアいっぱいだから。」に同感。
電子書籍で済む本はそれでいいし、
「本は残っていく」と改めて感じました。
映画をみた後、心音booksさんでお留守番をしていた
@miyane_san1231さんと話をしていた時に
「小島さんの好きな本は何ですか?好きな作家さんは誰ですか?
」と聞かれて、その時は即答できずに
「昔は読むのが好きだったっけど、
今は作るのが好きなんですよ。」と誤魔化してしまって、
今日ぼんやりと
「自分が数冊しか本を残せないとしたらどの本を残す?」
と考えたら
「インクの匂いや紙や印刷の手触りのある本を残したいなぁ」と、
それが今の私にとって大事な本だと知れたことが嬉しかったし、
だからやっぱり本はなくらならないとおもう。
「やっぱり私は本が好き。」そう思えた映画でした。
意外と?お客さんもいらして(と言っても15人くらい)
この方々も本が好きなのかなーとお話ししたくなりました。
@bunrin88さん、映画の上映を教えてくださりありがとうございました。
星が丘三越9F
上映は ~12月14日(木)まで 映画は10:30~
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/hoshigaoka/shops/experience/theater/shopnews_list/shopnews02611111111111111111.html
10日(日)は上映後、トークイベントがあるそうですよ。
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/hoshigaoka/shops/experience/theater/shopnews_list/shopnews0261111111111111121.html