製本仲間のTさんに誘っていただき、
神戸で開催中の市田文子さん(@bookbinding_reliure)の
ルリユール作品展にお伺いしてきました。
市田さんの作品を初めて拝見したのは
2012年5月のfrgm (フラグム)でのグループ展で、
その時は「素敵✨✨」と遠い世界の方の作品を見ている感覚でしたが、
今回は市田さんにお会いして丁寧に技法についてお伺いする事が出来て
とても身近に感じる事が出来ました。
実は最近これから自分が製本とどう関わっていこうか悩んでいましたが、
市田さんがまだまだ新しい技法に挑戦しているお話に、
私自身もっと色々挑戦したくなってきました。
羊皮紙の透明感のある質感の作品が印象的で綺麗だったなー✨✨
やっぱり総革の本やシュミーズも作ってみたいなー💕
異素材との組み合わせの本も楽しそうだなー🎶
心が躍ります!
他のお客様との会話もすごく勉強になって、
結局3時間もお邪魔してしまいました💦
個展は明日までですが、ルリユール学んでいる方是非!
市田文子ルリユール作品展
Reliure - Corps d'ouvrage - Livre 本の「身体」
2019.10.31(木)- 11.4(月)
12:00 - 19:00(最終日18:00)
会場:Cultivate Gallery
〒657-0836 兵庫県神戸市灘区城内通4-8 第26号
豊田市美術館で開催している
「クリムト展 ウィーンと日本 1900」を
見に行ってきました。
色々な方の投稿を見て大混雑を覚悟で行ってきましたが、
平日という事もあってか「作品の前で並んで移動しないと見れない〜」
という事態ではありませんでした。(一昨年の大阪の北斎は凄かった💦)
まずは普通に最後まで作品を見たあと、
体力が残っていたら好きな作品まで戻るのですが、
今日は一番最初の作品まで戻る事が出来、
十分楽しむ事が出来ました。😀
今回の展示は「過去最大級」と期待して行ったのもあってか、
思っていたよりも作品が少ない??と言う印象。
クリムト自身の作品は少なかったけど2013年に開催された
愛知県美術館での工芸を絡めた展示の方が満足感があったかなぁ…。
でもベートーヴェン・フリーズの壁画は
油彩とは違う色合いが素敵だったし(複製だけど)、
クリムトがデザイン、弟ゲオルクが彫金したレリーフや、
エミーリエ・フレーゲに宛てた手紙の文字の美しさ、
小さな赤い手帳の素描など、
色々なクリムトを見る事が出来て良かったです。
最後のミュージアムショップが思っていたよりも広く、
商品も多かったけど結局何も買わずに帰宅後、
海野弘さんの本を開いて今日の余韻に浸っていました。
10月に入って後期の授業が始まり、
慌ただしく過ごしていたので久しぶりにリフレッシュ。
お付き合いいただいたトモミさんありがとう!
イタリアの職人をモチーフに
切り絵の作品を制作している俊寛さんから
「職人仲間@Taka_viola(中村貴寛さん)が、
松坂屋の催事に出店しています。
長く老舗のイタリアの銀工房で
仕事をしてきた職人なので覗いてみると良いですよ。」
と連絡をいただき学校の帰りに拝見してきました。
@Taka_viola(中村貴寛さん)の作品は
金属板を叩いて模様を浮き出す金属工芸で、
日本では神社仏閣の飾りなどに使われる技術ですが、
イタリアでは銀食器など日用品にも使われ需要も多いそうです。
銅を煮たり、燻したり、銅とは思えない(漆のような質感の)作品や、
緑青の模様が美しい、金魚の金工が印象的でした。
作品を拝見していて
急に小学生の頃に銅板を釘で叩いて作る
プレートの飾りを作ったことがあった!
銅の質感が気に入って、
長く部屋に飾っていた事を思い出しました。
催事場では作品制作のデモンストレーションも行っており、
職人さんの仕事や道具を見るのは本当に楽しいですね!
わーちょっとやってみたくなっちゃうなー
ルリユールの表紙にも使えそう!
名古屋松坂屋 本館7階 「日本の職人展」〜15日
@Taka_viola https://www.takamondo.com
教室は銀座にあるそうですよ!
6月のレタープレスWSに
参加してくださったアートディレクターの方が、
宣伝会議アートディレクター講座の仲間、
8人で開催したグループ展
「カンカクシカクカ展」に出かけてきました。
感覚の視覚化がテーマで、
グラフィックデザイナー以外にも、
コピーライター、空間デザイナーなど、
色々な方が「感覚の視覚化」にトライしていたのが面白かったし、
作者の方から直接作品の説明をしてもらえて楽しいひとときでした。
社会人になると自分の作品って作らなくなってしまうけど、
表現するって大事で、それって仕事に返ってくる事だから続けて欲しいなー。
レタープレスのWSの同じ曜日に参加した
名古屋デザイナー学院の卒業生の子も
初日に見に来たらしく、
WSで新しい繋がりができているのも嬉しかった!
「カンカクシカクカ展」
日本デザイナー芸術学院(名古屋区役所駅から徒歩5分くらい)
10:00-18:00 (日曜休館) 12日(金)までです。
興味のある方は覗いてみてください。
名古屋タカシマヤ10階で昨日から始まった布仕事マルシェへ
学校帰りにお伺いしました。
全国各産地の面白い生地が多くて楽しかったー!
気になる物が多くてかなり迷ったけど、
名古屋芸術大学テキスタイルデザインコースの
学生さんたちがデザインし、工場で製織してもらった布をお買い上げ。
(製織してもらえるってすごいね!)
紫の方は夕日をイメージした布。
白い方はしらすだそうです(笑)
いつも冬の服に困るので、
セーターにポイント的に縫い付けるか、
少し丈の短いスカートの裾に足そうか?
あんまり使わないバッグをリメイクしようか…って考えていると
もっと長めに買っておけば良かったー
他の布も買えば良かったなーって後悔。
また行っちゃうかも。
先週、スペースプリズムで開催中の近藤美和さんの個展
「In paradisum〜祈りの歌〜」へ出かけてきました。
三年前の絵本の原画展とはまた違った雰囲気で、
モノクロのイラストが印象的でした。
以前Facebookで投稿されていた装丁の原画がやっぱり素敵だったな。
作品展に行く度に美和さんの新しい絵に驚くと共に、
常に絵に対して真摯に向き合い、
より高みを目指しているのだなぁと、
いつも刺激を受けます。
スペースプリズム
4月04日(木)-14日(日)
11 : 30 - 19 : 00(最終日は17:00まで) *火曜日休廊
世田谷美術館で開催している
「ブルーノ・ムナーリ ― 役に立たない機械をつくった男」を見に行ってきました。
開催の11月からずっーと忙しくて
行けないかもって諦め気味でしたが、
1月に入って「やっぱり行きたい!」っと
なんとか時間を作って行くことができました!
芸術家であり、
絵本作家であり、
教育者であり、
雑誌のアートディレクターでもあり、
グラフィックやプロダクトのデザイナーでもあったり…
多彩なムナーリの膨大な仕事量に圧倒!!
ブルーノ・ムナーリを知ったのは18歳頃、
「きりのなかのサーカス」が
専門学校の授業で取り上げられたのがきっかけでした。
2007年に開催された刈谷美術館の
「あの手この手」展でも絵本の仕事が印象的でしたが、
今回の「役に立たない機械をつくった男」展では
イタリア未来派の作品からスタートしたこともあり
アーティストの印象が強く残りました。
様々な顔を持つブルーノ・ムナーリ、
日本最大級の全300余点(約150点は日本初公開)の、
本格的な回顧展の巡回は世田谷美術館が最終会場。
会期は27日(日)まで!
興味のある方はお見逃しなく!