製本・クラフト

2019年2月 3日 (日)

くるくるレタープレス 版制作の応用

硬質樹脂版はハサミでカットする事ができるので

名刺枠内にパーツを配置して
(各パーツの間は10mm程度間隔をあけてください。)
版完成後ハサミで切り離し
小さなパーツに分ければ
印刷するときに組み合わせを変える事ができます。

住所などの情報を入れる名刺
入れない名刺と作り分けたり
イラストを差し替えたり

1版で色々なバリエーションの
カードを制作することができます。


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基本的な樹脂版の制作についてはこちらの記事をご覧ください

2019年1月29日 (火)

くるくるレタープレス 多色印刷について

一版をカットした多色印刷
以下の写真は三色刷りになっていますが、
名刺サイズの樹脂版をを3つにカットしてもらっています。
その場合は追加料金はありません。
(写真はスチールベース)

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版を二分割して色分け↓

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版完成後ハサミで切るので複雑なカットにならないようにしましょう。
各パーツの間は10mm程度間隔をあけてください。

2版を使った多色印刷
版が追加になるので1,000円の追加料金になります。

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スタンプを使った多色印刷
文字などのベースはレタープレスで印刷、
色(ベタ)の一部を樹脂版のパーツでカットしてもらい
木端の持ち手をつけてスタンプにします。
少しムラになりますが、味のある表現になります。
自分の版をカットする場合は追加料金はありません。
このスタンプを下記のバーコ印刷の版にする事も可能です。

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データの制作方法↓

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スタンプインクを使った1版の多色印刷
版は1版のみ。
インクをローラーではなく複数のスタンプで色を付け一回でプレスします。
色の境目がグラデーションになります。
また、ローラーで印刷するより時間がかります。

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バーコ印刷
スタンプでスタンプインクを糊代わりにして樹脂の粉を貼り付け
ヒーターの熱で樹脂を溶かし発泡させた後、
冷やし固めてツヤを出す印刷方法。
ツキネコさんではエンボスパウダーという名前で販売されています。

ツヤはありますが、
表面はUVニスの様なつるっとした感じではなく
少しザラザラした感じに固まります。

色つきのインクを使ってもいいし(一番下)
透明インクの場合はグレーや茶色の紙は効果が出やすいです。

バーコ印刷をしたい場合は準備が必要なので
「バーコ印刷やりたい!」ってあらかじめ教えてくださいね。

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基本的な樹脂版の制作についてはこちらの記事をご覧ください


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くるくるレタープレス エンボスについて

エンボス版と凸版印刷用の樹脂版は同じ素材の物です。
役割が違うので区別する為に今回はエンボス版としています。

左/エンボス版  右/凸版印刷用の樹脂版

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エンボスにするためには
上下凸と凹の樹脂版で紙を挟んでエンボスを作ります。

エンボスのデータ制作はメールでは説明が難しいので
今回は私の方で制作しますが
ワークショップではデータの制作についてもご説明しますね。

エンボスは広い面積のベタでも綺麗に出ます。
また、断ち切りのデザインも問題ありません。
凸のエンボスに対して、凹のデボスも可能ですよ。

データは線の場合は1.5pt以上で制作をしてください。
(カリグラフィブラシを使う場合も一番細いところが1.5pt以上)

K100%で制作し凸版印刷用の樹脂版とは
別に名刺のガイドを制作して
欄外に「エンボス版/デボス版」とわかるようにしてください。

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ちなみに上下で2枚樹脂版を使用する事になるので
名刺サイズの場合
凸版印刷用の樹脂版×2の金額になります。

今回、ワンポイントのエンボスは+1,000円としていますが
名刺の半分以下のサイズになります。

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ちなみにエンボスをする時は背景に印刷がない方が
繊細なエンボスが引き立って良いように思います。
(無地にエンボスするのがオススメ。)

印刷会社さんにエンボスを発注すると高いし
あっけないくらい簡単なので
くるくるでエンボスするのはオススメですよ!

基本的な樹脂版の制作についてはこちらの記事をご覧ください

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くるくるレタープレス アナログ原稿について

今回のレタープレスでは版の制作が必要なのですが
.ai(Adobe Illustrator)でデータ制作できない方は
手書きのイラストや手書き文字から版の制作が可能です。

レタープレスのアナログの質感は
手書きイラストにとっても合うのでオススメです!

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【イラストのみ描いて制作する場合】

①イラストは黒のペンで書いて
  鉛筆で下書きをしている場合は
  インクが乾いてから消しゴムをかける。
  5.5cm×9.1cmの名刺枠を書くとイメージしやすいです。

 写真は太めの水性ペンですが、細めのペンでもOK
 見本はラフなイラストと文字ですが、
 万年筆で書いた大人の手書き文字もカッコイイ!

② 明るい場所で真上から写真を撮る
  (スキャニング出来れば、さらに◯)

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③下記の様な指示書と住所などの情報をテキストで
  ①のイラスト(可能な限り高解像度)と
  一緒にメールで送ってください。
   
  手書き文字は画像扱いです。

  原画から拡大縮小はできるので、
  書いたあと「もう少し大きく右に移動」とか
  「幅を 5cmに拡大」などメールで補足してください。

  イラストは5.5cm×9.1cm内に入ればいいので
  複数入れる場合絵はバラバラに書いてもOKです。
  (指示書に説明を書いてください。)

  イラストをメールで送れない方は郵送で。mailto

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↑A 画像のみは +500円(手書き文字はAに含む)
↓B 画像と文字は +1,000円になります。
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データを送っていただいてから数日後、
確認用の上記の様なデータをお送りします。

ご自宅で実物大でプリントアウトして確認すると
わかりやすいと思います。

イラストの締め切りは2月10日デス。


【ご自分で画像データ制作する場合】

画像は解像度 350dpi
カラーモードはモノクロ2階調 または グレースケール
イラストレーター上の配置画像は全て埋め込みにしてください。


モノクロ2階調にするには
Photoshopで
簡単な方法 イメージ→色調補正→モノクロ2階調

または

色々調整したい場合 イメージ→モード→グレースケールにした後、
もう一度イメージ→モード→モノクロ2階調にし
その時に「50%を基準に2階調に分ける」(出力を9999)を選択すると
はっきりとした黒にすることができます。

モノクロ2階調にした時に線のギザギザが気になる場合は
グレースケールスケールでも大丈夫ですが
コントラストを強くしてできるだけグレー部分を飛ばしてください。

写真の場合は「50%を基準に2階調に分ける」の2つ下の
「ハーフトーンスクリーン」なども試してみてください。

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基本的な樹脂版の制作についてはこちらの記事をご覧ください


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2019年1月26日 (土)

レタープレスで名刺づくり 2019

昨日はレタープレス最後の授業でした。
後期の授業はまだあるけど、レタープレスが終わると
「今年度もやりきった」と充実感があります。

昨日の授業では活字を見せて、
活版印刷は鉛の活字を使うという事、
今回授業で使っている樹脂版との違いを話しました。

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今年は60枚近く印刷 → エンボス → 角丸するツワモノも!

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今年はツヤプリを上手く使う学生が多かったです。

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「満足したー!」っていう学生の声に、私も満足!

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今年は樹脂版からスタンプを作る学生が多く、
樹脂版のカットでは真映社さんには大変お手数をおかけしましたが、
より簡単に多色刷りを楽しんでいました。

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左は1版でスタンプで色分け、
中央と右は写真だとデボスに見えるけど、エンボス。
綺麗に出てたなーshine

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真っ白な紙に黒インクは定番で綺麗だけど
今年はアンダーカラーに黒インクの学生の子がちらほら、
やっぱり黒インクは活版の鉄板と改めて実感しました。

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ワークショップは半分程度お席が埋まってきました。
来週はアナログでも制作できる版の制作方法について記事をアップしますね。

2018年12月25日 (火)

樹脂版の制作について

以下の樹脂版の制作のコツは
今回のレタープレスワークショップで
ご自分で印刷する場合の制作方法です。
不明点がありましたら遠慮なくお問い合わせください。

・色は全てK100%で制作

・広いベタ面はきれいに印刷できないので
 スクリーントーンのような線や点で表現すると良いです。

・グラデーション、ぼかし、不透明度、ドロップシャドウ等の
 効果はオススメできません。

・ベタに白抜き文字は
 文字が小さいと潰れてしまう可能性があります。

・線は0.5pt以上
 日本語はゴシック系は5p以上
 明朝系は5.5pt以上、
 英数は6pt以上がオススメです。

・色変えをする場合は版をカットしてもらいます。
 断ち切りのガイドをM100/Y100 1ptで制作してください。
 (色は3色くらいまで、多色刷りの場合は色見本のjpegも送付してください。)
 こちらの記事も参考にしてください→多色印刷について

・画像は解像度 350dpi
 カラーモードはモノクロ2階調
           グレースケール(コントラスト強く)
 イラストレーター上の配置画像は全て埋め込みにしてください。

・トリムマークは不要です。
 55×91サイズでガイドを制作してその中に制作してください。
 (トリムマークが必要な場合は版のサイズが大きくなりますのでお知らせください。)

・ワンダーカッツでは左右70mm幅まで制作可能です。
 変形サイズをご希望の方はご相談ください。

・フォント/ブラシはアウトライン化。

・エンボス版は線画の場合は1.5pt以上で制作するのがオススメです。

・左右の反転は不要です

・データはIllustrator CS6以下
 .ai形式で2月10〜17日に送付をお願いいたします。

・個人的には手書きイラストや手書き文字を使った
 シンプルなデザインがオススメです!
 こちらの記事も参考にしてください→アナログ原稿について

送付/お問い合わせ先
workshop○beestudio.info (○→@に変更してください)
小島のプライベートメアドをご存知の方は
そちらに送っていただいてもOKです。

2019年1月29日 追記
アナログ原稿について
エンボスについて
多色印刷について
版制作の応用


※当日は汚れも良い、動きやすい服装でお越しくださいね。
(汚れにくい作業ですが胸元や袖口が汚れる可能性があります。)

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2018年12月22日 (土)

くるくるレタープレス ワークショップ

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久しぶりにワークショップを開催します。

多分東海地方初??
東京、大阪まで行くのは
ちょっと遠いなぁとためらっていた方に朗報ですよ!
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開催日 2019年 3月2日(土)
     ①13:30〜15:30
     ②16:30〜18:30
      (入場は開講の20分前〜)

定員 各回6名

講師 小島千枝

参加費 4,500円(樹脂版/名刺用紙25枚/お茶付)
     ワンポイントのエンボス版は+1,000円

会場 〒453-0015 名古屋市中村区椿町12-12 ホリエビル2F
     ギャラリー & アトリエ NA2
     名古屋駅西口徒歩5分
     フリーペーパー専門書店「ONLY FREE PAPER」の2階です。

樹脂版のデータ受付 2月10日(日)〜17日(日)
                データ制作のコツはこちら

    .aiデータ制作ができない方は1月31日(木)までにご相談ください。
    イラストの締め切りは2月10日
    別途データ制作料金が必要です。500円〜1,500円程度

内容
オススメの紙5枚で練習
お好きな紙を20枚選んでいただき自由に印刷 40〜50分程度
片付け
お茶をしながら 道具材料について質問・作品交換

ご予約/お問い合わせ
workshop○beestudio.info (○→@に変更してください)

ご予約の際には下記の内容をお知らせください。
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お名前
メールアドレス
①または②のご希望の時間をお知らせください。

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活版に合う紙をたくさん用意していますので、
紙好きさんにもオススメですよ!

特Aクッション、クレーンレトラ、アラベールなど
活版定番の色々な白を試すのも良し、

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ファーストビンテージのカラーバリエーションで刷っても良し
ワークショップでは20枚、好きな紙を選ぶ事ができます。

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版のデータ制作が難しい方は
手書きイラストや手書き文字がオススメ!
版制作は
イラストのみ 画像調整 500円
イラスト+住所/電話番号 画像調整+文字調整 1,000円
多少デザインが必要な場合 1,500円

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エンボス版は+1,000円で制作できます。

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希望があればツヤプリもできるように準備できますのでご相談ください。

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3月のワークショップですが、
データ制作にお時間がかかると思い早めに告知します。

一緒にお手軽レタープレスを楽しみましょう!


【ご注意】
※あらかじめ版の制作が必要なので当日参加は出来ません
※活字を使った手キンのワークショップではありませんのでご注意ください。

2018年2月 1日 (木)

小さな書類ケース

以前製作途中をアップしていた
革張りの小さな書類ケース

完成していたけどやっと写真を撮る頃ができました。

やっぱり革はいいねー。

2冊作ったので1冊は自分で使うつもりです。

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祝儀袋を挟むとこんな感じ。
名刺用のポケットも付いています。

2017年12月26日 (火)

大人の科学マガジンの「小さな活版印刷機」

大人の科学マガジンの「小さな活版印刷機」

到着後、付録のテキンをすぐに組み立てたものの
活字をバラすのが面倒で10日ほど放置。
やっと印刷にトライしてみました。

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(まだ活字は切ってないので)
お蔵入りしていたクッキースタンプを両面テープで貼ったり、
ネット情報で「掃除が面倒」って書いてあったので
ローラーでインクをつけたりと
最初からイレギュラーな使い方。

名刺の樹脂版を
これで刷れたらいいなーって思ったけど、

む、難しいね。

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①印圧が弱い
(壊れそうで怖くて力を入れられない、今度木の台で固定してみよう)

②均一に圧をかけられないので、
住所の細かい文字は難しい(付録の文字程度ならOK)

③名刺用紙を固定するツメがあるため
長辺の断ち切りに近い文字の印字はできない。

④ぶっちゃけスタンプにして
体重をかけて手で押した方が綺麗で楽かも

⑤結構、収納に困る

⑥本物のテキンが欲しくなっちゃうよーー!
 (もしかしたらそういう作戦なのかもしれない。)

組み立ててる時が一番楽しかったかもなぁ。
名前だけとか「ありがとう」とか
少ない文字を印刷するにはいいかもしれないけど、
改めてワンダーカッツの素晴らしさを思い知るのでした。

「小さな活版印刷機」は可愛いけど、
同じ値段なら「ワンダーカッツ」はやっぱり優秀だわー!!✨

構造を学生に説明するのに分かりやすいので、
機会があれば学校に持って行こうかなー。

1月は凸版印刷や箔押しでの名刺制作を
授業で予定していて、とっても楽しみデス♡

2017年9月22日 (金)

小さな書類ケース 製作中

友人から頼まれていた
革張りの小さな書類ケースを制作中。
お稽古の月謝を挟んだり、袱紗の代わりに使うらしい。

以前、漆紙で1度作ったんだけど、
紙だと折り曲げや角が弱いので革で作り直し、
漆紙の柄は気に入っているので
上から貼ってポイントにする事にしました。

革貼りをすると、革って本当に扱いやすいなーって思う。
中面に貼る予定の起毛紙(ウーペ)の方が貼るの難しいのです。

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より以前の記事一覧