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2011年8月31日 (水)

「教授法」の講義を受けに行ってきました。

非常勤講師をしている専門学校へ、
「教授法」の講義を受けに行ってきました。
講師業をされている方も多いので、ご紹介しますね。

講師は名古屋大学高等教育センターの方で、
「教授法」とは教える技術の事です。

私はデザインの勉強をして、
デザインの技術はありますが、
教育についての知識はなく(教員免許不要)
先輩の先生や、学校の方々にアドバイスを受けながら、
15年以上も我流で講師をしているので、
教育についての講義を一度受けてみたいと思っていました。

最初の方で、大村はまさんの 「灯し続けることば」より
熱心と愛情、それだけでやれることは,
教育の世界にはないんです。

子どもがかわいいとか、よく育ってほしいとか、そんなことは大人がみんな思っていることで、教師だけのことではありません。そんなものを教師の最大の武器のように思って教師になったとしたら、とてもやっていけないと思います。教師としては、人を育てる能力教師の教師たる技術を持っていなければ困ります。
と、「人を育てる技術」の必要性を説明。

途中、黄色の紙を使って工作をしましょう…という
簡単な課題があり(説明の文章だけを読んで工作する)
正解の形が作れるのは全体の2割程度、
では全員を正解に導くにはどうしたら良いのか、
とみんなで意見を出し合いました。

発表の内容も参考になりましたが、
『意見を発表させる前にまず隣の人と意見を
 交わし合ってから発表しやすい空気を作る。』
など、意見の促し方もそのまま授業で使えそう

このような教えるテクニック(ノウハウ)。
各講師の物ではなく共有し、活用しましょうという事で、
サイト上で公開してくださっています。
◆名古屋大学高等教育センター ファカルティガイド
◆ティップス先生からの7つの提案「教員編」

基本は「名古屋大学」の為のノウハウですが、
学べる事は沢山ありそうです。

かなり膨大な情報量なので、
興味のある箇所だけ斜め読みしましたが、
目線や話し方、間の取り方など
かなり使えそうなテクニックが満載です。
(勿論自分なりの応用も必要ですが…)

「カリキュラムデザイン」のページなど
もっときちんと読んで、吸収していきたいと思います。

教育関係の方には当たり前の事なのかもしれませんが、
「教える技術」について改めて考えるよい機会となりました。
このような機会をくださった学校に感謝です! 



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