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2017年11月 5日 (日)

「北斎-富士を超えて-」

あべのハルカス美術館で開催されている
北斎-富士を超えて-」展に行ってきました。

今秋はNHKでたくさん北斎を取り上げていて

9月15日(金) 特集ドラマ「眩(くらら)~北斎の娘~」
9月15日(金)歴史秘話ヒストリア「葛飾北斎」
9月22日(金)            「北斎の娘・お栄」
10月9日(月・祝) 「北斎"宇宙"を描く」

それらを見て密かに北斎熱が高まっていた時に
友達から「大阪に行かない?」というお誘いに乗っちゃいました。

今回の展覧会は大英博物館国際共同プロジェクト。
大英博物館ではおよそ70年ぶりとなる北斎展となり、
北斎の晩年30年に焦点を当て、
肉筆画を中心に世界中から約200点の作品が集結したそうです。

たまたま録画が残っていた
1月に放送された日曜美術館も改めて見直して
北斎の色々なエピソードを予習もバッチリ!
コンビニで入場券買って準備万端!と
会場に到着したものの、
1時間後の整理券をもらって指定の時間に集合。
そこからまた20分くらい並んだので
入場できたのは4時くらい
うんざりするほどのお客さんのグレートウェーブにダイブしてきました。


20171104_01

90歳の頃の肉筆画の迫力。
彫り師、刷り師の職人たちの技に圧倒されて、
会場を出た途端ヘトヘト。 見応え十分でした。


TVで予習したエピソードの数々。

当時「一流一門」が一般的であったのに、
様々な流派に弟子入りをし、
西洋画の技術も貪欲に取り入れたり。

死を目前にし、
「天があと10年、命長らえることを私に許されたなら、
 天があと5年の間、命保つことを私に許されたなら、
 必ずやまさに本物といえる画工になり得たであろう」
 と言って絶命したとか。

北斎の「もっともっと絵が上手くなりたい!」という
向上心というか執着心!が凄い。

最近は必死とか一生懸命とか
頑張ることがちょっとカッコ悪い?みたいな風潮があるけど
必死な向上心。格好良いなって思うし、見習いたい。

もっともっと恥ずかしいくらい
必死になってもいいんじゃないかって思う。

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