宇野亞喜良展
刈谷市美術館で開催している「宇野亞喜良展」に
妹と出かけてきました。
宇野亞喜良さんは名古屋市出身ということもあってか、
タイミングよく聞くことができたギャラリートークは
すごい人数のお客様!関心の高さが伺えます。
ギャラリートークを聞く前に一巡していたのですが、
キャプションにはないお話をお伺いできて
より展覧会を楽しめました。
ギャラリートークでもお話しされていましたが
グラフィックデザイナーでもあった宇野さんの
「ゴールは印刷物」という考え方。
そして図録にも「印刷によって表現を高め、
面白くしようとする。」
「印刷技術に対し、原画の再現よりも
思わぬ方向で表現が広がることを面白く感じる。」
などの記述があり、
現在イラストレーターに表現としての
印刷を教える私自身にも学びが多かったです。
展覧会ではサイトウプロセスのハンドカットの
シルクスクリーンのポスターを
見ることができたのも収穫があったし、
アセテートフィルムに油性ペンで書いてそのまま製版する
ダイナベースという方法(初めて知ったー!)など、
思っていたよりも、
印刷に関する事柄が多くて脳がパンクしそう!
& 一年前の和田誠さんの展覧会に続きすごい仕事量!
13時に会場入りしたのに、
17時の閉館のアナウンスで
慌ててミュージアムショップに向かい、
回らない頭でとりあず図録だけ購入しましたが、
翌日改めて図録の文章を読んで作品展を
反芻することができてよかったです💦
(デザインの引き出しの津田淳子さんが企画した
「宇野亞喜良 万華鏡印刷花絮」も見たかったなー。)
「この調子は潰れてかまいません。」という赤字に衝撃⚡️↓
会期は今週!9日(土)までです!🏃♂️🏃
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